アシュトンアソークの投げ売り物件を見に行ってきた

クリスマスイブの日、今から1か月ほど前に一度ブログで取り上げたことがある、噂のアシュトンアソークの実物の部屋を見学してきました。

アシュトンアソークと言えば、2014年のプリセールの段階で完売した、総戸数783ユニットのアソーク駅前の大型物件です。


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僕が11月末に参加したコンドミニアムのセミナーの主題でも、「竣工間近の投げ売り物件をいかにして買うか」ということで、具体例としてアシュトンアソークが挙げられました。

ターミナル21の真裏、そしてMRTスクンビット駅を出て目の前というスーパープライムな立地のコンドミニアムなのですが、戸数が多すぎることもあり、転売に失敗した購入者が、プリセール並の価格で投げ売りに出しているらしいのです。

たしかにプレビルドで買っている人の多くは、権利移転を行う前に転売して利ザヤを稼ぐことを考えているはずです。

しかし完成までに物件が値上がりしなかった場合、自分が物件を引き取らないといけないのですが、そもそも権利移転するために支払うお金を持っていないケースもありますよね。

そこで、「自分がプリセールで買ったときとほぼ同じ価格」で転売相手を探すわけです。

もちろん竣工前に投げ売りが発生するコンドミニアムがあるということは、僕も本やネットなどで勉強していたので知っていましたが、実際に投げ売り会場に足を運んだことはありませんでした。

結論から言うと、なかなか面白かったです。

まずロビーに入ると、グランドオープニングということで、無料でケーキや飲み物が振舞われていました。

しかし、ここに来ているのはみんな、アシュトンアソークのオープニングを祝うためではなく、投げ売りを漁る人達のみです。

ロビーは転売業者のアジトと化しています。

プレビルドで買った人たちの依頼を受けたエージェントたちが訪問者を待ち構えているのです。

これらのエージェントは売り主と買い主から両手でコミッションをぼったくろうと企んでいます。

よってエージェントを通して投げ売りを拾う場合は、ネットの掲示板などでタイ人の売り主から直接買うよりも割高になるのは当然です。

日系だとアトレアジアとかヨシダ不動産も両手でがっつり稼いでいますよね。

もちろん日本にも両手という慣習はありますが、タイには宅建業法もないので、情報の非対称性で基本的に買い主が不利益を被る仕組みになっています。

まあ、それでも僕はちょっと実物の部屋を見てみたかったので、現場で群がってきたエージェントの一人に頼んで、4部屋ほど見せてもらいました。

投げ売りになっているのは希少性のある角部屋の2ベッドではなく、ほぼすべてが30平米程度の1ベッドルームです。

本来なら、これだけの完璧な立地であれば、そもそも投げ売りなんて出ませんからね。

アシュトンアソークの欠点は、

総戸数が多すぎることと、

ユニットが極狭の1ベッドに集中していることなのです。


僕が体験したかったのは、34平米がどのくらい狭く感じるかということの一つに尽きます。


もしかしたら、アシュトンが、仮に狭いユニットでも、間取りなどを工夫することで、窮屈さを感じない、「自分でも住める」と思える物件かもしれないからです。

実際に見たところ、写真は撮れませんでしたが、結果的に、やっぱり住むには狭すぎると感じました。

僕が見たのは全て34平米の部屋でしたが、バスタブを置かないなど、何とかして有意義なスペースを作ろうと設計されていることは理解できましたが、

それでも、「仕事が終わって寝るためだけに帰ってくる部屋」の域を出ないレベルであることが確認出来ました。

先月のセミナーでは、「単身の駐在員ならニーズがあるのではないか」という指摘がありましたが、僕の直感としては難しいと感じた次第です。

さらに、この部屋数、この面積、この立地だと、あとになって支那人や半島の連中の民泊に様変わりするという恐怖心も出てきました。

プラカノンのスカイウォークなんかは既に支那人の民泊ばロビーやファシリティを占領しているそうですからね。

そういうリスクを考えると、このアシュトンを投げ売り同然の価格で買ったとしても、最終的に自分にとっての負の遺産になってしまうことの方が恐ろしくなります。

そういうわけで僕の購入意欲は一気に失せたのですが、せっかく来たので一応値段だけは聞いておこうと思い、案内してくれたエージェントに、彼が担当しているユニットの価格表を見せてもらってきました。

と言っても投げ売り自体が多すぎるので、「35階より上階の1ベッドの34平米の部屋」という絞り込みだけさせてもらいました。

価格表を見てみると、35階より上層階だと、大体が800万バーツ~900万バーツに収まりました。

平米単価だと25万バーツ程度ですね。

それより下の階だと700万バーツ台もあるそうです。

しかし、最初にも書きましたが、これらの価格はエージェントが両手でマージンを上乗せした料金ですので、オーナーから直接買うよりも少なくとも1,2割は割高です。

これで僕もアソークの相場観は大体掴めました。

ちなみに先月訪問したすぐ向かいにあるセレスアソーク(着工したばかり)の平米単価は26万バーツほどで、それほど大差はありません。

まあ、セレスはアナンダ社のアシュトンのように、ディベロッパーの知名度がないことがネックですが、70平米程度のちゃんとした2ベッドがあるという点ではセレスに軍配が上がります。

というわけで、

「アソークで割安で変える最後のコンドミニアム!今がチャンス!」

という感じで、日系不動産業者がHPで散々煽っているアシュトンアソークは、僕の目には、将来お荷物になる確率大のプロジェクトに見えたのでした。


プロフィール(Profile)

MACHA

Author:MACHA
タイランドエリート会員のニート。就業経験なし。

バンコクのスクンビットおよび東京都目黒区の二重生活。

職業:
コンサルティング・投資会社経営(日本)、ニート

趣味:
海外旅行、語学学習、歴史、読書。

特技:
暗記、空手。

略歴↓


2007年3月
経営学博士前期課程修了

2007-2008年
バンコクに1年間遊学

2008年4月
日本帰国と同時に東京でコンサルタント会社を設立。

2009年6月
二度目のバンコク移住。2011年までの1年10か月をバンコクで過ごす。

2011年4月
日本帰国

2015年6月
ラットレースを抜け出し、本業を引退。

2017年9月
タイランドエリート入会。

現在は東京とバンコクを行ったり来たりの二重生活を満喫中。

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